自営業者の場合、「青色申告」と「白色申告」という二つの申告の方法があります。「青色申告」とは複式簿記による記帳に基づいて作成した書類を、提出期限までに提出することにより「青色申告特別控除」という控除が受けられます。その他にも生計を共にしている15歳以上の配偶者や親族が従業員として給与を得ていた場合、一部を必要経費に算入することが可能です。一方「白色申告」とは、申告の方法として「青色申告」を行わない事業所が選択する方法です。所定の書類を提出する手順は「青色申告」と同じですが、大きな違いは複式簿記による記帳を行わなくてもいいという点です。 事業を起こしたいけれど経理の経験がない、簿記がまったくわからないという方はまず白色申告から始めてみてはどうでしょうか。
「青色申告」「白色申告」の書類への記入が出来たら、確定申告をしましょう。
確定申告に必要なものは、「売り上げより各必要経費を差し引いた純売上額」です。この純売上額より総所得金額からの控除額、所得税額からの控除である税額控除を差し引いた金額に一定の税率を掛けて算出されたものが税額、即ち税金となります。確定申告にも必要な書式がありますが、国税庁のホームページの手順に従って入力していけば簡単に作成ができます。作成できた書類は税務署へ提出することになりますが、そのままホームページから提出することも可能です。
「税金」「確定申告」と聞くと難しそうに聞こえますが、一年間の事業の状態を把握しながら行ってはどうでしょうか。
© Copyright Best Franchise Opportunities. All Rights Reserved.