会社勤めをするだけでなく、勤務先を辞めて独立起業する方法があります。自分が好きな仕事をする、しかも、上司の顔色を見なくてもよいので、どんなに働きやすいことでしょう。しかし、いざ独立するとそういうわけにはいきません。仕事を始めた当初から、何もかもうまくいくとは限らないからです。むしろ、仕事が軌道に乗るまでは大変な日が続きます。会社員時代の経験を生かして仕事をする場合でも例外ではありません。さらに大変なのは、仕事上で生じたトラブルはすべて自分が責任を取る必要がでてくることです。自分一人で仕事をする人は、まだ納得できますよね。しかし、従業員を雇って仕事をする場合は、従業員のミスも自分が被る必要があるのです。そこが会社員と自営業の最大の違いではないでしょうか。
仕事の内容にもよりますが、自営業者になると勤務時間が不規則になります。自宅をオフィスにしている人は公私混同することも珍しくありません。また、外にオフィスを構えていても、仕事のことを考えていると落ち着かなくなることが多いでしょう。いまは携帯端末で連絡できる時代だけに、連絡をくれた相手はすぐに連絡が付くことを期待します。さらに、勤務時間が長時間に及ぶ場合でも、それが収入に結び付くとは限りません。このような理由から、自営業者として独立するためには相当な覚悟が必要だといえます。会社員から自営業者への転身を考えている人は、独立起業のデメリット面についてもしっかり考えておきましょう。そのためには、信頼できる身近な人に相談することが大切です。
起業とは、FC加盟した場合と違ってマニュアルもないため失敗を繰り返しながら数年がかりで成功を目指すものです。最初の数年は苦しむ事が多いため、収入0でも乗り切れるだけの資産をまず築いておくことが重要です。
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